手巻きタバコを加湿する、ヒュミドール

オヤヂ、今日もタバコ屋さんに行ってきました。
仕事の合間にタバコ屋さんに行く、のではなく
タバコ屋さんに行く合間に仕事、になってきています。

手巻きタバコのシャグの多くは
売られている状態では加湿されていません。

この加湿されていない、パサパサの状態のシャグを
美味しく吸うために、「加湿」、しないといけないのです。

そこで、ヒュミドール と呼ばれる石（？）を使います。

　　　

オヤヂ が、最初に買ったシャグは
ゴールデン バージニア でした。

封を開けた感想は・・・
「湿ってるやん。」「不良品やん。」

今まで、紙巻きタバコを吸ってきた オヤヂ としては
タバコが湿っているなんて、驚きの事実だったわけです。

ところが、オヤヂ をさらに驚かせる事態が待ち構えていました。

他の種類のシャグも吸ってみたい。
そう思いタバコ屋さんに行き、いくつかのシャグを購入しました。

すると、そこで、タバコ屋さんの人が驚きの言葉を発します！
「加湿して、できたら、今日は吸わないように。」

「は？」
「加湿？」
「今日は吸わないように？」

オヤヂ、３９歳、意味がわかりません。


タバコ屋さんに勧められるまま
ヒュミドールと呼ばれる石を購入。

戻って、ヤカンに水を入れ沸騰させ
沸騰させた水に、ヒュミドールを漬ける事、２０分ほど。

漬けたヒュミドールを、封を開けた手巻きタバコのシャグの袋に入れました。

ここで、キューピーの３分クッキングだと
「はい。ヒュミドールで一晩加湿したシャグがこちらです。」と、なるのですが
もちろん、そんな都合よく世界は動いてくれません。


オヤヂ は、「まっさか、加湿して美味しくなるなんて事、ないだろぉ。」と
思っていたので、加湿前のパサパサのシャグを吸ってみました。

吸ってみたのは、赤のパッケージが印象的な che - チェ - です。
che - チェ - の感想は、またレビューしますが
非常に、めちゃめちゃ辛く感じたのを覚えています。

まだ、口腔喫煙とか、言葉も知らない時でしたから
吸い方も悪かったのでしょうが、とっても辛く感じました。


さて、翌日、加湿したシャグがどうなっているか
どきどきしながら、袋を開けます。

手で触ってみると・・・
「湿ってる。」「大丈夫か？」「大丈夫なのか？」「火、つくのか？」
って、感じです。

さっそく、吸ってみると
「？お！？」「？辛く、ない！？」「？美味しい！？」

さらに、さらに、驚きですが
オヤヂ でも違いがわかるくらい
加湿することで、シャグの味が変わります。
しかも、香りもおとなしくなったように思えます。


手巻きタバコのシャグの多くは
売られているパサパサの状態で吸っても美味しくありません。

できれば、一晩、それが難しいなら少しでも加湿してあげてください。

加湿しすぎるとカビが生えます。
もちろん、カビが生えたシャグは吸えません。

湿度の管理が必要なんて、面倒に思えますが
湿度の違いで、味や香りが変わるので
そんなところも手巻きタバコの楽しみ方の一つだと思います。


オヤヂ は、百均で買ったタッパーにシャグを入れ
ヒュミドールを入れたり、出したりしながら
自分の好みの湿度を保つようにしています。

まっさか、紙巻きタバコを吸っている時は
毎日、タバコの葉っぱを触るなんて、想像もしてませんでした。

これ、結構、楽しいですよ。

関連ページ
・手巻きタバコを加湿する、ミカン
・手巻きタバコを加湿する、加湿器を自作

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